<Header>
<Author: 王昌齡>
<Title: 春宮怨>
<Format: 七言絕句>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文有假名>
<style2: 日本現代譯文附假名標注>
<TranslatedTitle: 春宮怨>
<BookPage: 166>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
昨夜風開露井桃，未央前殿月輪高。
平陽歌舞新承寵，簾外春寒賜錦袍。
<End Poem>
<Translation>
昨夜（さくや）、春風（しゅんぷう）に吹（ふ）かれてほころび始（はじ）めた、露天（ろてん）の井戸（いど）の傍（かたわ）らの桃（とう）の花（はな）。今（いま）未央宮（びおうきゅう）の前（まえ）の小宮殿（こきゅうでん）には、夜（よ）がふけて月（つき）が高（たか）くかかっている。

平陽公主（へいようこうしゅ）の邸宅（ていたく）で歌舞（かぶ）していた人（ひと）は、いましも、漢（かん）の武帝（ぶてい）の寵愛（ちゅうあい）を受（う）けることになったばかり。帝（てい）の御座所（ござしょ）の御簾（ごれん）の外（そと）は、春（はる）なお寒（さむ）いころとて錦（きん）の上着（うわぎ）を賜（たまわ）るのだった。
<End Translation>